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【由緒・沿革】
水辺山 常行院 願王寺
天文十二年(1543年)に額田郡大給村松明院(岡崎市細川町)四世泉誉の弟子三誉縁徹がこの地に来て創設した。
天正二年(1574年)六月に本堂を建立し慶長二年(1597年)七月再建された。
江戸時代に入り当時の大地主が施主となり境内除地の待遇を受けるなど、寺運隆昌したが、享保年中(1716~36)に薬師堂を残して堂宇を全焼した。
十二世潭岌とその弟子十三世弁岌の代には寺は漢方薬の弘通で浄財に恵まれており、本堂その他を再興したので潭岌は次中興とされた。
平成二十二年五月、漏電により出火し本堂庫裏が全焼。本尊である阿弥陀如来及び三体の菩薩像は運び出され、難を逃れる。平成二十四年八月、檀信徒の協力を得て再建。
令和五年八月に鐘楼屋根を葺き替え、令和六年七月に永代供養廟『常想の塔』が完成。



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